なにかが見えてくる
Mat's メルマガ


===== ☆ =============================================== ☆ No. 4 ===
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    ☆★☆           -- なにかが見えてくるかも --
   ☆★★☆                   by Mat
- ☆☆☆☆☆ --------------------------------------- 2010/04/06 ☆ --

日頃の雑感を綴っています。気の向いたときに、思ったことを、おじさんにし
ゃべらせます。読むに耐えうるかどうか心配ですが、まあ軽い気持ちで読んで
みてください。全く時間の無駄ということもないかもしれません。ひょっとし
たら、なにかが見えてくるかもしれません。

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**  相性?  **
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相性といっても人間の相性ではない。機械と機械の間にも相性というものがあ
るらしい。特に、電子機器というのはその点繊細に反応するものらしい。おじ
さんもそれを実際に経験した一人である。

おじさんは数年前新しいノートパソコンを買った。おじさんが生まれて初めて
買ったコンパックのプレサリオ2274がスペック的に時代から取り残されてしま
った感があり(スペックは「おじさんもIT」を参照)、またおじさんもわがま
まな最先端技術様の扱いにも少しは慣れてきたので、この辺でさらに最新の先
端技術様とも付き合っておこうと思ったのである。

hpcompaqのnx9110という機種だが、価格とスペックが魅力で、5種類のメモ
リーカードに対応したメモリーカードリーダが本体に組み込まれているのもよ
かった。しかしだ、このメモリーカードリーダがくせものだった。購入した時
点では、おじさんはそんなことなど知る由もなかった。

当時おじさんはデジカメで撮った家族の写真を整理するため、外付けのメモ
リーカードリーダをその都度パソコンに繋いで、それにカードを挿して、ファ
イルを読み込んでいた。以前からのフィルムを使ったカメラと違って、デジカ
メを使うようになって、撮ったその場で写真を確認でき、写りが悪ければすぐ
に消して撮り直すことができる。便利になったものだ。さらにファイルをパソ
コンに読み込んで、写真の整理や編集も簡単にできる。プリントした写真が山
のように増え、整理の苦手なおじさんの頭を悩ましていた頃とは随分変わった
ものだ。いくら便利になっても、更なる便利さを求めたくなるのが人の常で、
おじさんはメモリーカードリーダが初めから本体に内蔵されている(今では珍
しくはないが、当時はまだ他の機種にはなかったと思う)nx9110に魅力を感じ
たのだ。

おじさんは喜び勇んで、デジカメから今はなきスマートメディア(今ではxDピ
クチャーカードに取って代わられてしまった)を抜き取り、早速パソコン本体
のメモリーカードリーダに挿し込んだ。ファイルは順調にパソコンに読み込ま
れた。と思いきや、その直後全く予期せぬ出来事が起こったのである。おじさ
んが喜んだのもつかの間、パソコンに読み込んだファイルはすべて壊れていて
全く開けない。それだけにとどまらず、スマートメディア自体も壊れてしまい、
デジカメでもパソコンでも中のファイルが認識されず、再フォーマットも不可
で、メディア自体全く使用できなくなってしまった。おじさんのショックとい
うや、ことばで言い表すことができないほどで、ただただ途方にくれるだけで
あった。壊れたメディアはまた買えばいいが、消えてしまった写真は取り返す
ことができない。何たることか。家族の大事な写真である。おじさんの気持ち
は治まろう筈がない。

早速パソコンメーカーにクレームをつけた。ファイルにとどまらず、メディア
自体が壊れてしまうとは、メモリーカードリーダがおかしいに違いない。おじ
さんはそう思ったのだ。何が起こったのかを細かく説明して、修理に出した。
またまたしかしだ、戻ってきたパソコンに添えられていた修理報告書を見て、
愕然とした。クレームのような症状が再現できなかったし、カードリーダも検
査したが故障が認められないので、修理はしていない、という内容であった。
もちろんおじさんが納得するわけがない。もう一度クレームをつけたところ、
何度も同じ状況を再現してみたが、ファイルが壊れ、メディア自体も壊れると
いう症状が現れなかったので、申し訳ないが、相性の問題と言うしかない、と
いうことであった。相性? おじさんの持っているメディアとカードリーダの
相性が悪いということらしい。人と人の相性が良い悪いというのはよくあるこ
とだが、機械同士の相性が悪いためにメディアが壊れてしまったというのは、
おじさんの頭ではどうも理解できない。機械なんてどれも規格どおりに作って
いるのではないのか。どのメーカーが作っても同じ規格のものができるのでは
ないのか。先端技術様というのは、やはりおじさんの頭ではとうてい理解でき
ない。

それでも、一つ考えられるのは、昔のいわゆる「機械」とは違って、もっとス
マートに「電子機器」なんて呼び方をする今の先端技術様は、より人間に近い
知能を持つようになり、さらには相性という気持ちに関わる部分においてまで
人間に近づこうとしているのかもしれない。昔の機械では考えられなかったが、
今の先端技術様というのは、我々の知らないうちに、平然と人間の領域を侵そ
うとしているのかもしれない...... ここまで考えて、おじさんの頭は混乱し、
訳が分からなくなってしまった。やはりおじさんはおじさんである。

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